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2003.12.14

それが私の使い道:ブンコビューア

ブンコビューアは、いまこの時点で現実につかえる、電子書籍をよむためのソフトだ。

現実的、というのは、このブンコビューアとセットになる、シャープがきめた電子本の形式(XMDF形式というらしいが、こむずかしいのでブンコビューア形式と呼ぶことにする)があって、このブンコビューア形式の電子本がそれなりに発行され、手にはいるようになっているからだ。わたしは月に数冊~十数冊、金額にして3000円から5000円ていどブンコビューア形式の電子本を買っている。

それから、このブンコビューアというソフトは、つかえるキカイの種類もいちばん多い。パソコンはもちろん、おもなPDA、そしてケータイでもつかえる。わたしはポケットPCというタイプのPDAで使うことがほとんどだ。ほかの電子本では、対応しているキカイがすくなかったり、キカイがおそかったり画面がせまいと使いものにならなかったり、あるいは専用のハードが必要(Σbook)だったりする。

それではブンコビューア形式がいちばんすぐれているのかというと、じつはそうではない。ブンコビューアであつかえる電子本は、電子本というコトバからおもうほどベンリではない。検索はこのビューアからしかできないので、わざわざ1冊ずつひらいてから検索しなければならない。引用しようとしても、1度にコピーできるのはなんと10文字にかぎられている。ヘタすると本の題名や著者の名前すらコピーできず、まったくもって役にたたない。

文句をいいはじめたら切りがないのでこのへんでやめておくが、電子本を読むほうからすればけっして満足できるできばえではない。それでもわたしがブンコビューア形式の電子本を買っているのは、いまこのときに"使える"からだ。そして、「電子本の今後のご発展を祈念したおさいせん」のつもりでもある。

なぜって、何かにお金を使うことは、選挙に行くことなんかよりも、よっぽど直接的で意味のある投票行為だから。

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