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2003.12.24

つるしポケピ脱出計画:チェックリスト編

ToDoリストといわれても、あまり使いみちが思いうかばない。では、チェックリストならどうだろうか。
なにか仕事にとりかかる前に作業をあれこれと書き出しておき、終わったものから横線で消していく、というのは、紙をつかってふつうに行われる作業だ。
とくに、ちょっと込み入っていたり、確認項目が多かったり、まだ慣れていない仕事では、こうやって仕事のすべてを書き出しておくことで、作業もれをなくすることができる。

そんなチェックリストをポケピで使えるようにしたのがKMCheckListだ。気に入っている点は次のとおり。

・ほとんどの操作(リスト新規作成以外)をキーだけで行える
・テンプレートを利用して、同じ内容のチェックリストを再作成できる
・テンプレートやチェックリストのデータはテキストやCSV形式で、扱いがカンタン
・パソコン版のアプリケーションもある

全般的にシンプルなソフトだが、これで十分に事足りてしまうのがソフトウェアのおもしろいところだ。単体で使っても役に立つし、ほかのToDoソフトと組み合わせるとさらにいい。

たとえばポケピ標準ToDoソフトの「仕事」は、アウトルックのそれをそのままポケピに移しただけで、あまりこまかい単位で管理するのにむかない。PDAの画面はせまいので、あまりたくさんの項目が表示できないし、画面の一覧からあふれる量になると、せっかくToDoリストを見ても「見えない」ので、意識にのぼらないのだ。

1つの仕事は、たいていいくつかのの項目や要件を積み重ねることで完成する。ところが、標準の「仕事」では、そのすすみぐあいを管理できない。
仕事の単位を大きめにすればするほどそうなるから、「仕事」でToDo管理をしていると、仕事自体は忘れてもチェックできるけど、仕事のすすみぐあいは自分でおぼえている必要がある、ということになってくる。これではせっかくPDAで管理している意味がない。
だからといって、プロジェクト管理といった大げさな機能まではいらない。そこまでいくと、管理すること自体が仕事の人にはいいが、そうでない人には手間ばかりかかりすぎる。

そこでKMCheckListを組み合わせてみる。込み入った仕事は、ToDoを入れると同時にチェックリストも作る。終わった項目にチェックを入れていき、全部チェックし終えたらToDo側をチェックする。
たったこれだけのことで、「仕事のすすみぐあい」の管理ができるようになった。途中で仕事をはなれても、チェックリストさえ見れば、終わったものとのこりの作業がすぐわかるからだ。

欲をいえば、「仕事」と自動で連携して、ToDo一覧側に「10項目中3個終了」と表示したり、全部チェックし終わったらToDoも自動で完了になる、といった動きをしたらもっといい。しかしMKCheckListはもともとそういう目的のソフトではないし、そもそもはToDoソフト側にこういう機能が欠けているのが問題なのだから。

こういうところに文句が出なかったり、バージョンが上がってもなんの改良もされないのは、あまりの使えなさに、みんなあきらめてしまったからだろうか。
それとも、「手帳がわりに使える」という売り文句のためだけの、ファミコンでいうところの「けいさんソフト」のような存在だから、なのだろうか。

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