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2004.01.12

【モバイル談義】PDAのシンクロナイズ処理は信頼できるか

PDAをしばらく使っていると、とつぜん交通事故のような目にあうことがある。
ポケピのActiveSyncでもパームのHotSyncでも、プーマテクノロジーのIntelliSyncを使ってもそうなのだが、何かのタイミングで同期しているデータが古いものにおきかわったり、最悪消えてしまうことがあるのだ。

わたしもデータ同期でデータをうしなったことが何度かある。ずっと後になってから気づき、元のデータがどこにも残っていないことも多かった。だから個人的には、シンクロナイズ処理は信頼していない。
実はついさっきも危うくファイルを失いそうになった。さいわい、ちょうど昨日バックアップを取っていたので、ほとんど実害はなかったが。

こういった同期機能というのは、アプリケーションをいくらがんばってつくってもなかなかいいものができないように思える。ふつうの状態はともかくとして、ちょっと変わった事態がおこったときに思いもよらない動作をしてしまうことが多いようだ。
「ちょっとかわった事態」とは、たとえばPDAが初期化された、パソコン側のOSを入れ直した、アプリをバージョンアップした、シンクロ対象のパソコンを別なものに変えた、同期フォルダの場所を変えた、などだ。こういったことは、日常的にパソコンやPDAを利用していたら起こりうることで、プログラムにとっては「ちょっとかわった」事態でも、つかう人にとっては「ふつうのこと」だ。

これらのことを考えると、アプリケーションレベルで同期処理をするのは危険であって、あらかじめ同期するすべてのデバイスのOSやファイルシステムをつくるときから考えておかないと、完全なものはできないのではないか。もちろんいまのウィンドウズはそういうことを考えていないだろうから、これはもうどうしようもない、ということになる。
とはいえ、不完全なのはしかたないとして、まちがって消すこともあるという前提でつくればいいはずだ。そうすれば、同期処理で消されたファイルをごみ箱とおなじようなイメージで復活できるしくみにするなど、ちょっとは気のきいた対策ができると思うのだが。

いろいろと文句はある。しかし同期機能がなければPDAの有効性が半減してしまうのはたしかだ。そのため現実的には、データのバックアップをしつつ、いまの同期機能をだましだまし使っていくことになる。
信頼できないからといって、いいところまで切りすててしまうのはあまりにもったいない。なんとかできるところはフォローしてあげて、うまく折り合いをつけていくべきだ。

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