つるしポケピ脱出計画:タスク管理/ランチャ編
ポケットPCがウィンドウズに似ているのは見た目だけだ。操作法や設計の考え方がずいぶんちがって、かえって扱いづらい。
けれど、このSmallMenu Plusというシェアウェア(「Plus」なしのSmallMenuというフリーウェア版もある)を使えば、だいぶマシになる。
SmallMenu Plusのすぐれている点はつぎのとおり。
- 階層表示に対応していて、起動したいプログラムを直接メニューからえらべる
- メニューからタスク管理ができる
- 起動中プログラムを一覧することができる
- 実行プログラムの切り替えができる
- プログラムの終了ができる
- 上記をキーだけで操作できる
- メニューの内容や表示項目をカスタマイズできる
もちろん、ポケピの使い勝手がデスクトップ用のウィンドウズとちがうのは、それなりの理由がある。PDAはひんぱんに電源をオン・オフするから、そのとき余計なことを考えなくてもいいように、プログラムの起動と終了をなるべく自動でおこなうようにしているのだ。
この考え方自体はすばらしいのだが、じっさいの問題としてうまく機能しているかというと、そうとはいえない。動画再生やWebブラウズやゲームなどちょっと重い処理をはじめるとリソース配分がうまくいかなくなって、動きがぎこちなくなる。けっきょく、手動でほかのプログラムを終わらせるはめになったり、へたするとハングアップしてリセットするしかなくなったりする。
しかも、ソフトのほうはパソコン用っぽい発想のものが多くて、プログラムを切り替えたときではなく終了したときにしか保存しないものがほとんどだ。そのためリセットすると作業中のデータがきえてしまう。
リセットしまくり、データ飛びまくりというこの状況は、かつてのウィンドウズ3.1や95、98時代のいやな記憶をおもいださせる。スタートメニューはぱっと見た目こそ95などと同じだが、プログラム起動は3.1のプログラムマネージャとおなじレベルに退化してしまった。
けっきょくいまのポケピをなんとか快適に使うには、使うひと自身がこまかいタスク管理をするしかないのだが、そのための機能がポケピにはかけている。まったくできないわけではないが、ものすごく使いづらい。そういう発想でつくられていないから当然なのだが、それでは実際につかう私たちがこまる。
そこでタスク管理ができ、スタートメニューにかわるプログラムランチャーとしてもはたらき、なおかつキー操作だけであつかえるSmallMenu Plusのようなソフトが必要になってくるわけだ。
わたしの場合、このSmallMenu Plusを左下のアプリケーションボタンに割り当てている。いつもPDAを左手で持つので、ここだと押しやすいからだ。するとブンコビューアのように片手で扱えるアプリであれば、PDAを取り出し電源オンからアプリ起動、操作、電源オフまで、すべて左手だけで片づくことになる。
ここまでくると、PDAをつかうときに「まずペンを取り出して」という操作がなくなるのでだいぶ取り回しがラクになり、けっこうカスタマイズした気になってくる。
しかし、この程度の設定は追加ソフトなどを使うまでもなくはじめからできるようにしてほしい。
そう思うのはわたしだけなのだろうか、いつまでたっても改良される気配すらない。
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