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2004.01.18

【モバイル談義】データ一元化のためのモバイル

もって歩けるぐらいにちいさいノートパソコンを使いはじめると、画面がひろくて高速なデスクトップ用のパソコンをほかにもっていても、ノートパソコンのほうを使っている時間が長くなってくる。
いつも使っているデータがノートパソコンのほうに入っているから、ついそっちを使ってしまうのだ。そうこうしているうちに、つくった文章やメールなどがノートパソコンにたまりだして、ますますデスクトップの出番はなくなってくる。

じつのところ、2台以上のパソコンをつかうと決めたそのときから、データがあちこちにちらばってしまって、必要なデータが必要なときに手元にないという、やっかいな問題をかかえこむことになる。
この問題の解決方法だけれど、根本的にはデータの保存位置を1か所に集中させる以外にない。シンクロナイズといった小手先の対処方法はあるけれど、これも同じデータをちがうところで更新してしまったら、それでもうお手上げだ。

いろいろと試していると、「いつも使うパソコン」にデータファイルを集中させる方法が、いちばん効率的だと気づく。それをネットワークで共有してほかのパソコンからいじれば、いつでも最新のデータが「いつも使うパソコン」におさまっていることになるからだ。

「いつも使うパソコン」をひとつえらばなければならないとしたら、パワーのあるデスクトップパソコンと、小さく軽くいつでもどこでも使えるノートパソコンの、どちらをえらぶだろうか。わたしの場合は、あきらかにノートパソコンになる。なぜなら、持ってあるけるから使おうと思ったときに使えるわけで、いきおい長時間つかうことになるからだ。それに最近のノートパソコンでは、パワー不足を感じることはほとんどない。

そしてこの考えかたをおしすすめると、「ノートパソコンをメインパソコンにするのがよい」という発想にたどりつく。
ときおりノートパソコンに大容量のハードディスクをのせたがる人がいるのは、きっとわたしとおなじように考えているからだろう。原則的にすべてのデータをノートパソコンに保管するわけだから、容量はできるだけ大きいほうがいい。

ただ、これにはこれで「すべてのデータを一瞬でうしなう」というリスクがともなう。だからこそバックアップなくしてモバイルなしなのであり、そうしたリスク管理をしっかりしなければ、コンピュータのチカラを活かすことはできない。

もっとも、コンピュータを使うこと自体がデータが一瞬で消える危険性とつねに背中あわせなのだということを考えれば、じつはバックアップというのははじめから必要なコストだ。モバイルだから、データを一元管理しようとしたから高くつく、ということではない。

まあ、あんまりパソコンに頼りすぎると、それが手元にないときに不安のあまり挙動不審になってしまうかもしれない。何事もほどほどがいちばんだ。

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