ブンコビューア(XDMF)形式の電子本を無理矢理ΣBookで読む
電子本にはいくつかの形式やフォーマットがあり、ほとんどの場合は互換性がない。だからブンコビューア形式の電子本を持っていてもΣBookでは読めない。パソコンやPDAならブンコビューアのアプリケーションをインストールするだけで対応できるが、ΣBookのようにカスタマイズ性に難のある専用デバイスでは、ほかの形式の電子本を読むのは不可能にちかい。
とはいえ、ΣBookは画像やテキストデータを用意さえすれば自前で書籍ファイルをつくることができる。つまり、独自形式たるXDMFファイルをなんとかして画像形式に変換してしまえば、ブンコビューア形式の電子本をΣBookで読めることになる。それが今回の主題だ。
ブンコビューアにはWindows版があるが、ということはスクリーンキャプチャすれば画像として取り込むことができる。しかし、それを手作業でやっていたのでは手間がかかってしようがない。クリップボードにコピーできるのが10文字までという、ブンコビューアのあきれるまでにケチくさい仕様を決めた開発ベンダーとしても、そこまでする阿呆はおるまいということなのか、画面のハードコピーに対する防止策はとりたてて行っていないようだ。
もっとも1冊まるごとキャプチャするためには単純作業を数百回くりかえす必要があるから、その手間暇を考えるとあながち間違った考えともいえない。だが、パソコンすなわち自動化の道具であるから、スクリーンキャプチャとファイル保存の作業それ自体をパソコンにやらせてしまえばいい。なんでもいいが、わたしはRocketMouseを使っている。おそらく、フリーソフトウェアでも似たようなものはあるだろう。
スクリーンキャプチャするということは、ウィンドウズの画面表示そのままの状態でΣBookでも表示されるということだから、あらかじめブンコビューア側のフォントやウィンドウサイズを調整しておいたほうがいいだろう。フォントの種類やサイズ、レイアウトについては好みで決めればよい。ウィンドウサイズを厳密に決めたい場合はなにかソフトを使えば可能で、前述のRocketMouseにもそうした機能がある。
キャプチャしたそのままではウィンドウ全体が取り込まれてしまうので、グラフィックソフトを使ってこれまた一括で文章部分だけをトリミングする。これには、コマンドラインでも実行できるIrfanView32(日本語版)が便利だ。そしてあとはキャプチャと整形の済んだ画像ファイルをΣBookBuilderでΣBook形式に変換するだけだ。
最初の段取りと調整にいささか手間がかかるものの、その後はほとんどの作業が自動ですむ。もちろんホントはこんな小細工は抜きにして、直接ほかの電子本の形式に対応してくれるのがいちばんいいのだが。
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