2004.10.25

意外に安い@niftyのモバイル通信サービス、mobile P

定額制のPHSデータ通信サービスも開始からだいぶ経つが、基本的には2社のみによるサービス提供のためか価格面での競争はあまりない。とはいえ中には低価格で提供されているサービスもあり、@niftyのmobile Pもそのひとつ。

DDIポケットのAirH" 32kつなぎ放題に、無条件で付与できる年間契約割引を適用すると約5300円。自宅で常時接続の回線を使っていれば、契約プロバイダにもよるがまず間違いなくAB割(ブロードバンド割引)が適用できるため約4200円で、これが通常の月額使用料になる。

これがmobile Pでは同じDDIポケットの回線を使用していながら単体でも約4000円、@niftyの常時接続契約とセットなら約3400円で契約できる。通信機器や接続ポートに制限のないタイプのモバイル用回線の中ではおそらく最安値ではないか。速度を求めるなら約2800円プラスして128kbpsコースとすることも可能だ。

通信用カードとしてmobile P専用のものを買わなければならない、圧縮通信サービスが提供されていない、契約関係が原則1ヶ月単位でしか変更できないといったマイナス点があるものの、ランニングコストを抑えることができるメリットは大きい。

@niftyのような大手プロバイダは、回線契約だけとってみると割高に思えるものの、こういった付加サービスを組み合わせた総額でみるとそこそこ安かったりする。もっともそれによってサービスを乗り換えにくくなることは間違いないし、プロバイダ側の狙いもきっとそういう点にあるだろうが。

余談だが、わたしの場合は旧来からのメールアドレスを変更したくないためにむしろ積極的に@niftyの割引サービスを利用している。しかしできることなら、ケータイなどで議論されている番号ポータビリティのメール版のようなシステムが欲しい。そうすれば、プロバイダのサービスの質や価格を考慮した選択が容易になるのだが。

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2004.10.18

CenterじゃなくてCentreか

いまさらだが、IBMのデスクトップ機の表記が間違っている事に気が付いた。トホホである。

誤:ThinkCenter
正:ThinkCentre

CenterとCentreの違いがよくわからなかったので調べてみたところ、米語ではなくキングスイングリッシュということらしい。間違うと恥ずかしいので、英単語の綴りは注意深く見ることにしよう。

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2004.06.14

ThinkPad 701C 【リアル・モバイル・ThinkPadシリーズ】

ThinkPadの歴史で1、2を争うほどの斬新な機構、分割格納式キーボードを搭載している701C。写真はThinkPad生誕10周年記念としてプラモデル化されたもので、実物の70%サイズだとか。

701.jpg


リアル・<<モバイル>>・ThinkPad。

ThinkPad 701C/CS(2630-5TJ/5SJ/5TM/5SM/7TW/5SW/5SV)
i486 DX4 75MHz 10.4'TFTカラー
Mem 8MB(24MB) HDD 720MB NiMH(2.0h)
2.1kg 498,000円(2630-7TW)

1995年3月発売。コードネーム「Butterfly」。その名の由来となったギミック「TrackWrite」は、今なお革新的な折り畳みキーボードである。
701といえばTrackWriteばかりが注目を浴びるが、その思想は「フルスペックモバイル」で貫かれており、本体に覆い被さるほどの大きさを誇る10.4インチTFTカラー液晶、不要ポートを集約したポートリプリケータなど、随所に凝ら
された工夫は現代の第一線モデルと既に同じ方向性を向いていた。
TrackWriteの開発に半年以上手間取り搭載CPUが一世代古くなったことや、機構的な無理から故障が頻発したこと、またその高価格から、商業的には日陰者であった。

しかし、その美しさ、デザインの素晴らしさはThinkPadユーザーの羨望を集め、今なおTrackWrite搭載後継機を熱望させてやまない。



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2004.06.08

ThinkPad 550BJ 【リアル・モバイル・ThinkPadシリーズ】

斬新な機構を盛り込んだノートパソコンを数多く輩出した90年代のIBMだが、550BJはその変わり種のひとつ。わりあいに好評だったようで、555BJという後継機も出た。


リアル・<<モバイル>>・ThinkPad。

ThinkPad 550BJ (2437-Y01/YVB/YWB/YLS/YMS)
IBM486SLC 25MHz 9.5'モノクロ
Mem 2MB(10MB) HDD 170MB NiCd(2.7h)
3.0kg 568,000円(2437-YLS)

1993年1月発売。日本アイビーエムとキヤノン渾身の合作、世界初のプリンタ内蔵ノートパソコン。当時最高水準(360dpi)のバブルジェットプリンタを組み込みながらそのサイズはA4に収まっており、両者の技術力の高さが伺える。筐体を見ればIBMとCanonのロゴが誇らしく輝いている。
こういった合わせ技のPCは実用性に疑問符が付くのが常だが、550BJに関してはその常識は当てはまらない。内部バス接続により2倍の高速印字を実現、用紙についても10枚前後をオートシートフィーダで給紙するなど、一般のプリンタと比べても全く見劣りしない。

ちなみに、今でも550BJ関係の消耗品が購入できるあたり、IBMのサポートの手厚さを感じずにはいられない。


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2004.06.03

ThinkPad 220【リアル・モバイル・ThinkPadシリーズ】

なぜだかちょっと局地的に忙しい。こういう時は、過去のネタを再利用してみることにしよう。

わたしは巨大掲示板2ちゃんねるのモバイル板にときおり名無しさんとして出没しているのだが、あるとき何だかイベントがあった。くわしい内容は忘れたのだが、板対抗で、とにかくたくさん書きこみがあった方が勝ちというトーナメントだった気がする。

そのときヒマを持て余していたわたしは、所有していた複数の接続手段を駆使してIPを変えまくり、大量の投票を行った。しかし、ただ連続投票するだけではつまらないので、ちょっとしたシリーズものの文章をくっつけることにした。それが、これから紹介する「リアル・<<モバイル>>・ThinkPadシリーズ」だ。いまあらためて読むとこっぱずかしいかぎりの内容だが、過去の恥は書き捨てということで(?)未修整で載せることにする。


リアル・<<モバイル>>・ThinkPad。

ThinkPad 220(2432-SJ8)
i386SL 16MHz 7.7'STNモノクロ
Mem 2MB(6MB) HDD 80MB
1kg 248,000円

1993年5月発売。「サブノート」というジャンルを確立した金字塔。
マグネシウム合金に覆われたA5ファイルサイズのボディが醸し出す質感は今でも垂涎もの。「乾電池で動く」数少ないノートPC。
商業的には成功したといえず、後にT-ZONEなどで投げ売られる姿は物悲しくはあったが、逆にそれが広範な普及につながったとも言える。
発売当初より非力なマシンであったため、HDD交換やクロックアップ等、ノートPCを改造して延命する技法が確立され、広く流布された事でも有名。

良くも悪くも、今なお続く「趣味的モバイルPC」の元祖的存在と言えよう。


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2004.05.06

世間の電話番号変が便利になっていて驚く

NTT東日本の固定電話回線を止めることにした。IP電話に切り替えたからだ。

自宅用のネット回線はすでにADSLからTEPCOひかりに切り替えていた。しかし開通した半年ほど前は、@niftyがまだTEPCOひかりユーザ向けのIP電話のサービス提供をしていなかったのだ。
で、久しぶりにniftyのページをチェックしたところ、実はけっこう前に始まっていたことを知った。さっそく切替を申し込み、連休中にルータを取り替えて設定を終えた。

開始したばかりのころはいろいろと難のあったIP電話だが、いまはかなり改良されている。なかでも着信受話できるようになったのは大きい。これならじゅうぶん普通の電話の代わりになる。あといくつか弱点が残っているが、それらはケータイを併用すればおぎなうことができる。
そんなわけで長年お世話になったNTT回線を止めることにしたのだが、しかし新しい番号は当然050からはじまるIP電話用のもの。というわけで、あたらしい電話番号をあちこちに知らせまくるハメになった。くそう、こんなワナがあったとは。

ところがいざやってみると、銀行やらクレジットカードやら、ほとんどのところはネットで申し込みが済んでしまった。居ながらにして手続が済ませられるとはえらく便利な世の中になったものだと感心した。
以前なら平日にあっちこっちと飛び回って手続をしなければならなかったものだが、これでは有給を取る口実にならないではないか。

最後に、これなら手続きを忘れてお出かけしても出先から変更手続ができるぞ、と、無理矢理モバイルに関係のありそうな話にこじつけておく。

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2004.04.02

システム屋は因果な商売

年が明けてからというものblogの更新をさぼっていたわけだが、その間たださぼっていたわけではない。ただただ仕事に明け暮れる日々が続いていたのだった。

繁忙を極めてくると私生活より仕事を優先しがちになる。よくない習慣だとわかってはいても、ついそうしてしまうのがシステム屋という稼業にある者の悲しいサガというもの。

そしてストレスがたまると金遣いが荒くなるのはわたしのサガというもの。使う暇がないと知りながらついあれもこれもと買ってしまうのは、わが事なれどビョーキである。

そうこうしているうちに仕事は落ち着き、ぼちぼちとネタも溜まってきたことであるから、そろそろ更新をしていこうかという気になってきたわけだ。

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2004.01.25

コンピューティングで大事なことはすべて『超』整理法から学んだ

こんなこと言うとくさいので公言しないようにしているが、しかし実際はいろいろと影響を受けた。
いまはシステム屋に身をやつし、日々趣味モバイルを続けるわが身だが、いまだココロにひびく言葉もある。新装の文庫版(XDMF版にもなった)を読み返し、あらためて感じ入った次第だ。


cho-seiri.jpg


  • コンピュータを使う最大の利点は「検索」

  • コンピュータを使えば自分で探さなくてよい、人間ができないことがコンピュータの価値だ、という発想。コンピュータを活用していく上での分水嶺はどこか、自動化の価値とは何か。その具体例としての指摘。

  • 紙は「A4」を基準とするべし

  • さまざまなデータをいかに規格化し、例外をどのように扱うべきかという発想。規格化のメリットと例外処理の大変さを挙げ、定型化することの利点を指摘。

  • 時間順に並べる

  • 実際に検索する装置、作業者としての人間をシステマチックにとらえた発想。これが個人で作業する場合のみ通用するという条件づけがされてある点も見事。

  • アイディア製造をシステマティックに行う

  • 「ひらめき」「センス」といったあいまいな言葉で片づけられがちなことを、意識的におこなうための方法論を探す発想。プロセスを分析し、定型的なものをえり抜き、可能なかぎりシステム化してゆくことで、生産性を上げていこうとする試み。

  • 文書(メール・FAX)を主体とした連絡方法の確立

  • 「電話という暴力」を糾弾し、文書のもつ利点を見直そうという発想。だれもがケータイを持ち、ネットワークがインターネットに一本化されて電子メールでの連絡手段が現実のものとなった。そんないまを10年前に見通したかのような指摘。

  • とりあえず格納すべし

  • 「システム全体での性能が大事」という発想。”たむろするホームレスを無視し、一部の整備された住宅を指して「この街の生活水準」を云々しても仕方ない”というたとえがあまりに明快。コンピュータ化された部分だけ切り取っても、手作業が増えたらしかたないでしょ、といった指摘。

  • 1カ所に格納すべし

  • データを1カ所に集中させることで論理的に存在するか否かを切り分けられるという、データベース化と同じ発想。ある決まり事を徹底することで、よけいで不毛な作業を取りのぞける場合があるという指摘。データ一元化のためのモバイルもここからの派生といえる。

  • 思想よりノウハウを

  • 花より実をとる発想。理想論もいいが現実的な問題にはどう対処したらいいのか。それこそが大事なことではないのか、という指摘。

    おかげでPDAを持ちつつも紙の手帳は手放せないし(さすがに超整理手帳は止めたが)、いまだにボイスレコードという行為をおいもとめるのも、この本の影響かもしれない。
    たかが文庫本ではあるし、著者の本業も経済学者だ。当時ベストセラーになった「時節の花」を真に受けるのもどうかと思う。しかし、いまでも耳を傾けるべき点は多い。それが初読から10年たった、いまのわたしの結論だ。

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    2004.01.11

    「じょっぱり」の語源とは

    今回の年末年始は地元で過ごした。
    そのとき街中である看板を見かけたのだが、それが「じょっぱり」の語源ではないかと思った。

    「情張り」というのがそれだ。地元訛りであればおそらくじょっぱりと読むだろうし、「強情を張る」という標準語にもちかい。なんでも略して短くしてしまう地方なので(むかしは何でも、ゆっくり喋っていると口の中に雪が積もってしまったらしい)、だんだん略されてそうなったのだろう。

    しかし、その看板を写真にとっていなかったことが悔やまれる。
    モバイラーたるもの、片時も装備品を手放してはいかんのだと思った次第だ。

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    2004.01.07

    ノートPCを移動中に使うか

    移動中にノートパソコンを使ったことがある人は、どのぐらいいるだろうか。
    そして、日常的にそうしている人はどのぐらいいるのだろうか。

    あまり家電をつかわない家族が「パソコンほしい」などと言いだすものだから、帰省するときにノートパソコンを持ち帰り、これこれこういうことに使えるものだというプレゼンをやってきた。どのみちWebブラウズとかメールぐらいにしか使わないのだろうから、コンパクトで光学ドライブ付きのVAIO TRあたりをあてがうことになるかと思う。

    話を元に戻すと、そのときの移動手段はおもに新幹線や特急の指定席で、たまたま隣席は空きばかりだった。長距離移動にしてはけっこう恵まれた環境だ。さてここでノートパソコンを広げる気になるかどうか。モバキチ野郎だった昔のわたしなら、場所さえあれば使ったのだろう。しかし今回は、使うかどうかものすごく迷った。むかしと比べるとモバイルの認知度は上がっているはずだが、気後れしてしまったのだ。

    これは、そのうちモバイル談義でもうちょっとつっこんで取り上げたいと思っているテーマだ。わたしは仕事で長距離移動はするのだが、プライベートで旅行することは少ない。今回の帰省は完全プライベートとしては久しぶりの大移動であって、いろいろと考えることの多い時間だった。

    ちなみに、そのときは結局、あまりの暇さ加減に負けてノートパソコンでDVDを見始めてしまったのだが。

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