2004.10.18

アイワ/ポータブルHDDプレイヤー HZ-WS2000

iPodと同miniのおかげですっかりメジャー化した観のあるデジタルオーディオプレイヤー分野だが、わたしはそうした中においてもまったくマイナーな存在のアイワ製品、HZ-WS2000という機種を使っている。

HDDプレイヤーとしては容量が1.5GBと最小クラスということもあって割高感があったのだが、軽くて薄くてシンプルなところがいい。機能も必要十分で、日本語表示対応リモコンが使いやすい。ソニー系列となったアイワだが、対応フォーマットはATRACではなくmp3なので転送時に再エンコード不要なのもよい。欲を言えばUSB充電に対応してほしかったところだが、それは後継機種への要望にとどめておこう。

全体的な使用感はよく、かなり満足している。使うスタイルがはっきりとしている場合は、こうしたシンプルな単能機が向いているとあらためて思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.14

デスクトップPCでらくらくモバイル?

自宅用のPCを買った。ひさしぶりにデスクトップ型のもので、IBMのThinkCenter s50 UltraSmall(s50us)というモデルだ。

デスクトップPCというとモバイルと関係ない気もするが、このs50usについてはちょっと事情がちがう。光学ドライブベイとしてノートパソコンのThinkPadと同じエンハンストウルトラベイを採用しているところがポイントだ。

続きを読む "デスクトップPCでらくらくモバイル?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.22

ハギワラシスコム B-PortⅡ【散財の証明】

長いことモバイラーをやっていると、おもしろそうだけど実用的ではないものがだんだんわかってくる。いわゆる「地雷」というやつだ。にもかかわらず、ときどきそんなモノに引っかかってしまう。こないだひさしぶりに踏んでしまったのが、ハギワラシスコムのB-PortⅡだ。

bport.jpg

続きを読む "ハギワラシスコム B-PortⅡ【散財の証明】"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2004.06.10

NEC PK-AX300 ハードディスクレコーダ【散財の証明】

動画に強い、というより、パソコンそのものなので動画再生にはこまらないVAIO type Uを購入したおかげで、ビデオサーバとしてNECのハードディスクレコーダ、PK-AX300が活躍する機会がふえた。

ax300.jpg

続きを読む "NEC PK-AX300 ハードディスクレコーダ【散財の証明】"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.04.23

Targus DEFCON PCカード【散財の証明】

パソコンを使ううえでセキュリティは気にしたい。けれど、そのためにIDとパスワードだらけで面倒になるのはごめんこうむりたい。そういうずぼらなわたしにピッタリなのが、このPCカード型指紋リーダー、ターガスDEFCON Authenticator PCカードだ。

defcon.jpg

管理ソフトとドライバをインストールしてPCカードを挿すと認識する。そして、それぞれの指の指紋を登録し、ウィンドウズのパスワードを入れるだけだ。これだけで、指紋センサへの指タッチがウィンドウズのパスワード代わりになる。ログインするときや画面のロックを解除するときなど、まいどまいどパスワードを入れる手間がない。これならパスワード保護がかかっても、指タッチだけで解除できるのでラクラクだ。

このOmniPassという名の管理ソフト、ウィンドウズが表示するパスワード入力ダイアログを検知するので、必要であればそれぞれのダイアログごとにIDとパスワードを記憶させることができる。これにかたっぱしからID・パスワードを登録しておけば、ネットバンキングでもオークションでも指タッチで一発で認証される。ちなみに、もしカードを抜いたまま忘れてしまったとしても、管理ソフトにウィンドウズのパスワードを入力すれば指紋のかわりになる。

気が利いているのは、センサー部分はカード本体に内蔵されていて、必要なときだけ外にポップアップさせて使える、いわゆるXJackとおなじギミックが採用されていることだ。ノートパソコンに刺しっぱなしにしていてもまったくジャマにならず、まるでもとから指紋センサを内蔵しているかのように扱える。

defcon_xjack.jpg

実はこのPCカード、いま使っているノートパソコン(ThinkPad T40)とほぼ同時期に購入した。いまや自分にとってあまりに当たり前の存在になっていて、こうして取り上げることすら忘れていたほどだ。とはいえ、この製品価格は万人には受け入れられないだろう。

しかし、個人向けのコンピュータとしてのパソコンがあつかうデータの重要性は日に日に増している。まして仕事用のデータを預かっているならなおさらで、パソコン自身のようなハードウェアなどよりも、ずっとずっと高い価値を抱えこむことになる。一歩まちがえば億単位の損害(あるいは利益)を生み出すデータを一身に預かることになる。そうしたリスクとなかよく同居するためには、こうした便利デバイスをうまく活用していかねばなるまい。

決して安くはない。しかしこれは生命保険と同じで、万が一のことを考えると必要なコストなのだ。コンピュータというものの長所を活かし利用しようとするなら、こうしたセキュリティ分野への投資は避けて通ることのできない必要経費だといえる。逆説的にいうと、いまこうしたものが一般的でないのは、コンピュータというものがもたらす利益がまだ明確に意識されておらず、あいまいなままだからなのだろう。

残念ながら、家の戸締まりをするようにパソコンのセキュリティを気にするような世の中は、ここ当分訪れないのだろう。ま、そのぶんの先行者利益はなるべく稼がせていただこうかと思っているが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.04.09

BN-SDCGP3 USB接続SDカードアダプタ【散財の証明】

メモリカードの規格はさまざまあるが、わたしは最近SDメモリカードしか買ってない。

カシオ Exilim EX-M20、NTTドコモ Sigmarion III、日本HP iPAQ h5450、松下 ΣBook BKE-AW-N7と、SDを主記憶にするデバイスばかりをあさっているのだから、当然といえば当然だ。そしてΣBookに関しては、著作権保護対応のリーダライタでなければ書籍データを読み書きすることができないようになっている。

ということもあって、松下のUSB接続型SDカードリーダライタBN-SDCG3P3を購入した。

BN-SDCGP3.jpg

メモリカードの読み書きというのは、規格にかかわらず遅い。そういう印象をもっていたが、このUSB 2.0対応のカードリーダに10MB/秒のデータ転送に対応したSDカードを組み合わせたところ、技術の進歩のぐあいというものを実感してしまった。

プログラミング言語Java 第3版(Ken Arnold、他2名著/ピアソンエデュケーション)」という書籍があるのだが、この600ページあまりの本をわたしは自前で画像データに変換してある。これをΣBook Builderで書籍データに変換したところ、230MBほどの容量となった。これをSDカードに転送する時間を比べてみた。

いままで使っていたPCカードのリーダライタと2MB/秒のSDカードでは、カードに書きこみおわるまでに6分以上かかっていた。これがUSB 2.0のリーダと10MB/秒のカードでは1分30秒ほどでおわる。実測ですら4倍以上の高速化が実現されているわけだ。ちなみに、PCカード型のリーダライタを使った場合はメモリカードによる差はほとんどない。

これまでの経験では、インタフェースの高速化というものは字面だけのハッタリで終わっていたことがほとんどであったので、正直ここまで差が出るとは思っていなかった。技術のすすみぐあいに驚くとともに、PCカードという古くからのインタフェースが時代おくれになってしまった現実を、はからずも再確認してしまった。

こうした新陳代謝のある規格でなければ、大容量化がすすむ記憶媒体の定番としていきのこることはできないだろう。物理的なサイズうんぬんの前に、PCカードやCFといった古くからの規格はそういった点がよわく、今後の展開が苦しいはずだ。


しかしSDカードのリーダライタは数あれど、著作権保護に対応したものは松下純正のものばかり。わたしはこのUSBタイプのほかにもPCカード型のものとCFカード型のものをもっているので、けっこう松下にみついでいることになる。

こうしてSDカードばかりを使うようになってくると、なんだか松下のワナにかかったような気がしてならない今日このごろだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.04.06

BT-500 Bluetoothマウス【散財の証明】

日本でもやっと「普通の」Bluetoothマウスが手に入るようになった。それがこのBT-500だ。


BT-500.jpg

Bluetakeというあまり耳なじみのないメーカー製ではあるが、ダイヤテックが通信販売をしてくれている。Bluetoothは電波モノのため、個人輸入などすると厳密には違法行為となるが、これはちゃんと日本国内の認可を取ってあるようだ。

色がケバいだとか、いまどきにしては分解能が低い(おそらく200dpi前後?)だとか、こまかい文句はあるものの、小さくて軽いので持ちはこびに適し、使わない時は電源スイッチをオフにできて節電でき、ふつうのBluetooth HIDデバイス(マウスやキーボードなどのヒューマンインタフェースデバイス)として認識されるため汎用性も高い。

このためなにを介することもなく、いま使っているBluetooth内蔵のノートPCとダイレクトにつながる。これこそが本当の「ワイヤレス」だ。以前つい独自通信形式のワイヤレスマウスを買ってしまった事件のさいにほんとうに求めていた便利さとは、まさにこれなのだ。

ジャマっくさいケーブルなど必要ない。ノートPCとこのマウスだけを持ちはこべばいい。一見なんの関連もないこのふたつのデバイスが、スイッチを入れたとたんに通じ合い、協調して動く。このスマートさこそが、すべてのモバイラーが目指すべき約束の地だ。


このマウスの登場によりようやく、Bluetooth内蔵ノートPCがモバイルコンピューティングにとって意義があるということを説明できるようになったわけだ。

が、なにかが非常に本末転倒な気がしないでもない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.04.03

ΣBook【散財の証明】

ΣBookがやっと出た。

以前から出る出るというハナシだけは出ていたものの実物の販売となるとさっぱりで、3000台限定で2月20日発売としてなんとか2003年度中という公約を守った、というのが実情のように思える。


sigma_1.JPG

こういった電子書籍ビューアに何を期待するかは人それぞれだと思うが、わたしの場合それは「スキャン済み書籍画像の専用ビューア」だ。一見モバイルとは関係なさそうなデジタルブック先取り計画を粛々と進めてきたのも、ΣBookのような専用ビューアが登場することを期待してのことだったわけだ。

そんなわけだから、ΣBook.jp10DaysBookでの提供コンテンツが少なくて限られているとかデバイスとしてのできぐあい云々はともかくユーザーがΣBook向けのデータを作れるということが確認できたので、その直後に予約をした。実際手元に届いたのは発売日から1ヶ月過ぎたころになったのだが、話がそれるので別の機会にゆずることにする。


しばらく実際に使ってみたところ、荒削りではあるが、十分に目的を満たすだけの機能は備わっていると感じた。不満点はかなりあって、改善を強く要望したいところもいくつかあるが、それは使い勝手のうえで致命的なポイントではない。

9月までの期間限定ではあるが、無償扱いのΣBookBuilderというソフトを使えばテキストファイルやBMP形式の画像データを書籍データに変換できる。いちど書籍データにしてしまえばSDカードを経由してΣBookで読めるようになる。無圧縮BMPなのでファイルサイズが大きすぎるとか、見開き方向が指定できないだとか、フォントサイズやレイアウト等もっと細かい設定ができるようにしろとか注文は尽きないが、「ユーザーデータをΣBookで閲覧できる」という公約はいちおう守られている。


sigma_2.JPG

端末自体の使い勝手だが、いろいろと注文はあるにせよ、最低限のことはできる。1ページずつしかめくれなかったらどうしようなどと思っていたが、長押しすることで複数ページをいちどに飛ばすことができた。全体の設計として、ボタンの数をへらして使い手が迷わないようにするという思想が感じられる。これはこれで賢明な判断だ。

技術的な面ではΣBookの最大の特徴ともいえる記憶型液晶。これが諸刃の剣であろう。使っていて気付いただけでも、書き換え速度が遅い(実は使用上はあまり気にならない)・圧力をかけると変色する(外装が金属板であったりフレームが大きいのも、この対策で強度が必要なためか?)・書き換え時の濃淡が温度によってかなり変わる(表紙を手のひらに置くような持ち方をすると、体温が伝わるのか表示がテキメンに薄くなる)、といった弱点がある。おそらくコストも高いのであろう。

もちろんこの新型液晶のおかげで驚異的に電池が持つし、実解像度XGA+16階調表示でスムージングされるため表示はとても滑らか。そして見開き2面のため、書籍という既存のコンテンツと高い互換性を持たせることができている。今後改良が進めば、こうした利点が前面に出てくることになると思われる。

いま現在の話に戻すと、ΣBook自体がA5サイズ・液晶はB6か文庫本同等という物理的なサイズの問題がある。このため、いくら解像度が高いといってもスキャン元の用紙サイズが大きい場合、字が小さくなってしまって読みづらくなる。もとが文庫ならまったく問題ないが、A5やB5のものは文字が小さくなってしまってつらい。解像度自体は追いついているので目を近づければ読めるのだが、それが読みやすいかと問われたら答えはノーだろう。

また、片手で持つにはちょっと重い。それからボタンの配置の関係で片手だけではページがめくれない。くわえて大きさ的な問題もあり、大都市の通勤電車で利用するのは骨が折れるだろう。


なお、試しにΣBook向けのコンテンツを何冊か買ってみることもしてみたが、品質的には自作コンテンツと大差がない、というのが正直なところだ。ただ、容量だけは文字でも画像でも段違いに小さい。これはいま公開されているΣBookBuilderが実質β版であって、圧縮形式でファイルを作らないように制限をかけているとしか思えない。そういう方針ならそれでいいのだが、有償でもよいから早く圧縮対応版を入手できるようにしてほしい。

書籍ファイルの容量が大きいとSDカード1枚に収まる書籍の数にかかわるだけでなく、チェックアウトやチェックインも遅くなってしまってイライラする。そういった著作権保護はガチガチにかけるくせに、意図的にユーザーの使い勝手を悪くするような制限を設けるのはやめていただきたい。


いろいろと注文はあるものの、いままでの書籍に近いカタチの電子書籍を表示できるデバイスを、一般のユーザーが入手できるだけのカタチに落とし込んだのはΣBookが初めてだろう。ΣBookの登場によって、ようやくPCとは独立したデバイスで電子化した書籍が読めるようになったわけだ。この意義は高く評価したい。

とはいえ、これじゃ一般には売れないだろうと思う冷静な自分と、それでもなおかつ買ってしまう自分がいて、なんだか複雑な気分だ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.01.23

散財の証明:SONY インナーイヤーレシーバー MDR-EX71SL

移動中に音楽を聴くならヘッドフォンは必須だ。モバイルするならば映画もみるし音楽もきくだろうから、いきおいヘッドフォンも不可欠ということになる。
そんなわけで愛用しているのが、このMDR-EX71SLだ。

MDR-EX71SL.jpg

わたしは耳のかたちのせいか、一般的なタイプのヘッドフォンがしっくりこない。耳の穴とヘッドフォンの間にすきまができて音がよく聞こえないし、そのせいで音もれもする。耳から落ちてしまうことも多かった。

そこで以前は耳をすっぽりおおうタイプのもの、たとえばMDR-D66SLや、その先代のD88のようなタイプのものを使っていた。
しかし耳をおおうタイプは、どんなにコンパクトなものでもイヤーレシーバーが小さくできないので、もちはこびするには不便な大きさだった。とりあえず聞けるけど装着感がわるく音量もだせない普通のものか、音はいいし音漏れも気にならないオーバーヘッドのものか。持ちあるくヘッドフォンをえらぶ時にはいつも悩んだものだ。

しかし、このMDR-EX71SLのようなインナーイヤータイプを使い始めてからはこれ一本だ。携帯性は一般のものと大差ないが、音の印象はあきらかにいい。これは「耳栓+ヘッドフォン」とでもいうべき構造のちがいが大きい。周囲の音がおさえられて聞きたい音が大きく聞こえるのだから、あたりまえといえばあたりまえだ。
ノイズキャンセラ機能をもつヘッドフォンも使ったことがあるが、これは機能的な差はあまり感じられないのに重さや価格、電池交換が必要というデメリットがあり、あくまで同一クラス内の上位機種といったていどにしか思えなかった。

わたしはあまり音にこだわらない、いわゆる違いのわからないタイプの人間だが、さすがに「ランクが違う」というぐらいの差ならさすがにわかる。同じミニコンポクラスなら優劣はつけらないが、オーディオシステムやラジカセとなら区別できる。普通のヘッドフォンとインナーイヤータイプのものは、あきらかにランクが違うと感じた。もちろんオーバーヘッドのフルカバータイプとはまた1つレベルが違うのだが、これらとは携帯しやすさがまったくちがう。
かぎられた質量のなかで可能なかぎりの性能を追求するモバイラーにとっては、インナーイヤータイプのヘッドフォンがベストバランスだ。


とはいっても、さいきんヘッドフォンの出番はなくなっている。音楽は同じものを聞き込むことが多くなったので、どうせならスピーカで鳴らせる家でじっくりと聞きたいからだ。これを使うのは、たまにビデオファイルを持ち出したときぐらいになっている。まあでも、このサイズと軽さならばまったく使わなくても許せるけれど。

この「使わなくても許せる、でも使ったなら十分な性能」というのは、実はモバイルデバイスの理想だ。しかしそれを実現しているのは、いまだヘッドフォンぐらいなのだと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.01.14

散財の証明:OLYMPUS DM-10

周囲を見渡しても、わたししか使ってない小道具がけっこうある。デジタルボイスレコーダーもそういったもののひとつだ。
いま使っているのはOLYMPUS DM-10になる。

DM10.jpg

わたしは、はっきりいって物覚えがわるい。人の話も興味のあるところしか聞いていないし、すてきな異性の方かとてつもなく特徴的なひとでもなければ、1回で名前を覚えるなど、とてもできない。
そのためメモは必須なのであるが、字は汚いし書くのは遅い。ないよりましなので続けてはいるが、もうすこしなんとかしたい。そんなわたしをいくらか助けてくれるのがボイスレコーダーなのだ。

カセットレコーダより小さく軽く、とりあえず声が判別できる程度の音質で大量に録り貯めることができて、しかも音声データはデジタルなのでハードディスクに放り込んでおけばかさばらないしなくならない。要らなくなったときの掃除も楽だ。
DM-10については充電池方式ではないのがつらいところだが、これは仕方ないところだろう。

こうして録り貯めておくと、あれっあの時なんて言ってたっけ、今度の打ち合わせは何時だったっけ、とたずねる同僚がいない時に、確たる証拠が手元に残っているわけである。そんなことがらはふつうメモするわけだが、その当たり前がなってないのがわたしという人間であるので、すこぶる助かっているわけだ。
それから、いまは立場上あまりやらなくなったが、議事録を書き上げるときにも重宝する。書き漏らしたことがあるのは明らかなのだが、かんじんの詳細をおぼえてない、といったとき、これほど役に立つものはない。

もうひとつ。わたしが身をやつすシステム屋という稼業は、会議や打ち合せでささいなことを「言った・言わない」ということが、とんでもない損害としておおいかぶさってくる業界だ。とくに立場の弱い側は、「そんなの聞いてない」という、「記憶にございません」ばりのご無体なすっとぼけに泣かされることも多い。
そんなときに、最後の保険となるのが録音データ。まあ、そうなるまえにメールや議事録などの書面に落とす努力はおこたってはいけないし、子供のようにダダこねる相手にそんな決定的な反撃をしたら、金輪際いっしょに仕事できなくなるかもしれない。だから伝家の宝刀みたいなもので、抜くに抜けないというのが現実だが。

どの使い方もいざというときの安心感を買っているようなもので、実際には10回録音したうちの1つを再生したらいいほうだ。再生機能は、シリコンオーディオプレイヤーとして活かしていることのほうが多いかもしれない。

ちなみに、DM-10/20はxDメモリカード対応というのは公然のヒミツである。そのため、64MBモデルであるDM-10を256MB化するのも非常にかんたんだ。メーカ保証は消えるが、ひじょうに魅力的なウラワザである。

記者やレポーターといった職業がら録音するひとびとを除けば、あまり録音ということ自体になじみがないのが、ICレコーダーを使う人がすくない理由だろう。ケータイにもボイスレコード機能がついているものがおおいが、使っているひとを見たことがない。

ICレコーダ、使ってみるとけっこう便利だ。などととよろこんでいるのは、もの覚えのわるいわたしぐらいなのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)